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北海道のおもしろ水族館7選!子どもから大人まで楽しめるアクアリウムドライブ

癒しのジェリーフィッシュ

観光スポットやデートスポットでありながら、注目される機会が少ない場所かもしれません。ちょっとした「穴場スポット」なのではないでしょうか、北海道の水族館。

ジェリーフィッシュ(クラゲ)やチンアナゴ、キュートなペンギンの行進にほっこりしたり、ドクターフィッシュの「ツンツン感」に和んだり…などなど。さらには、音と光の演出など大人にもうれしい「癒し」がたっぷりあります。また、それぞれの水族館でしか出会えない光景や体験なども!

これは、楽しまない手はありません。カーナビの目的地に設定し、「クルマを走らせる価値あり」です。それにしても、リストアップしてみると、改めて「北海道の水族館、こんなにあったんだ!」という驚きが。そして、いろいろと調べるほど「北海道の魅力がぎっしり詰まっている」ことがわかります。

皆さまの北海道ドライブ旅行プランにぜひ、「アクアリウム・ドライブ」を加えてみてはいかがでしょうか。

北海道の個性的な水族館へGO! アクアリウム・ドライブに出掛けよう

キュートなチンアナゴ

■北海道の水族館でも会えますチンアナゴ。ず〜っと見ていたくなりますよね。

北海道の水族館は全道に10箇所ほど。北海道は「水族館パラダイス!」などと言われることがあるようです。なるほど!水族館の数が多いわけです。

今回はその中から、ドライブ旅行を兼ねて「クルマで訪れると楽しそう!」「とっても個性的!」な水族館をピックアップしてご紹介いたします。

旭山動物園や札幌市円山動物園、釧路市動物園など、動物園人気が続いていますよね。しかし、水族館だって負けていませんよ。

動物園の魅力が「動物の愛らしさ」だとしたら、水族館は「水と魚たちの癒し効果」が魅力のひとつと言えるのではないではないでしょうか。北海道の水族館で、たっぷり癒されましょう!

【道央エリア】小さなお子様も退屈させません。ファミリーに安心の水族館が揃う

札幌や新千歳空港を出発点にすると行きやすい水族館です。一日中楽しめてしまう水族館もあるので、スケジューリングの際にはご注意を!

◆おたる水族館

おたる水族館

水族館本館、イルカスタジアム、海獣公園、そして遊園地まで備えた、北海道内最大規模の水族館です。北海道どころか、以前には「東洋有数の規模」と称されていたこともあったといいます。

「おたる水族館」は、個室を備えた授乳室が用意されているなど、小さなお子さま連れでも安心して楽しむことができます。また、お食事どころの充実ぶりもポイント高し。オーシャンビューのレストランでは、小樽の老舗洋食店の味を楽しめます。

おたる水族館一番の見どころは、何といってもオタリア、イルカ、ペンギン、アザラシ、トドたちのショー。

中でも特におすすめしたいのが「トドショー」。最大体長3メートル、オスでは体重1トンにもなることがある巨漢自慢の「北の海獣トド」です。そのトドが、最大6頭で同時に水に飛び込む「ダイビング」の豪快さは必見です。

<おたる水族館>
●北海道小樽市祝津3-303
●電話番号:0134-33-1400
http://otaru-aq.jp/

◆サケのふるさと 千歳水族館

サケのふるさと 千歳水族館

※写真は2015年7月リニューアルオープン前のものです。

国道337号沿いの道の駅「サーモンパーク千歳」内にある、サケや北方圏の淡水魚を展示している水族館です。新千歳空港からはクルマで10分。札幌市内中心部からは60分で到着します。

新千歳空港をご利用になる皆さまの場合は、北海道到着後一番最初に訪れるスポット、あるいは帰路に着く直前、最後に楽しむスポットとして設定すると良いのではないでしょうか。

ここ「サケのふるさと 千歳水族館」の見どころとしては、支笏湖(しこつこ)湖底を再現した「支笏湖ゾーン(支笏湖大水槽)」がおすすめ。美しい〝支笏湖ブルー〟で彩られた水槽を、支笏湖に生息するヒメマス(陸封型ベニザケ/北海道では「チップ」と呼ばれることも)やアメマス(支笏湖の場合は、陸封型エゾイワナ)などが泳ぎます。

また、すぐ脇を流れる千歳川の川底を観察できる「水中観察ゾーン」も見逃せません。エゾウグイなどに混じって、ときおりニジマスやアメマスが姿を現す様子は、釣りガールの皆さまがご覧になったら、たぶん心が騒ぐ光景です。また、サケの遡上が本格化する時期(8月下旬頃から)には、次々と上流を目指すサケの迫力ある泳ぎを目の当たりにすることができます。

<サケのふるさと 千歳水族館>
●北海道千歳市 花園2丁目312(道の駅「サーモンパーク千歳」内)
●電話番号:0123-42-3001
http://chitose-aq.jp/

【道南エリア】大人もしっかり楽しめる水族館で、心ゆくまで癒されましょう

ご紹介用のエリア分けとしては「道南エリア」とさせていただきましたが、高速道路利用であれば、札幌や新千歳空港からそれほど遠くありません。クルマの流れも良く、これらの水族館はドライブにちょうど良い距離にあります。

◆登別マリンパークニクス

登別マリンパークニクス

Photo:PIXTA(ピクスタ)

登別温泉街からなら、クルマでわずか15分。高速道路(道央自動車道)利用の場合は、札幌からは90分、新千歳空港からだと60分という、アクセスの良さがうれしい水族館です。水族館本館は、北欧に実在する「お城」がモデル。すぐ隣には遊園地が併設されています。

お城や遊園地とくれば「ファミリー向け?」などと思われるかもしれませんが、この水族館は、むしろ「癒しを求める大人向け」かもしれません。音と光とアロマで演出された、北海道最大級という「クラゲ水槽」に囲まれた〝癒し空間〟や、キラキラ、つやつやのマイワシ1万匹が群れ泳ぐ「銀河水槽」などは、時間を忘れて眺め続けてしまうほど幻想的。癒されます。

あるいは、キュートな足取りで行進する姿を間近で見られる「ペンギンパレード」、悠々と泳ぐ魚やサメなどをトンネルから見上げる「アクアトンネル」なども良いですね。

<登別マリンパークニクス>
●北海道登別市登別東町1丁目22
●電話番号:0143-83-3800
http://www.nixe.co.jp/

◆市立室蘭水族館

市立室蘭水族館

Photo:PIXTA(ピクスタ)

市立室蘭水族館へは、高速道路(道央自動車道)利用で、札幌からクルマで約100分。同じく新千歳空港からは約70分の距離です。

北海道内にある水族館の中では、最も歴史ある水族館です。市立室蘭水族館がある場所は、室蘭のランドマーク「白鳥大橋」のたもと。道路を挟んだ向かい側には、道の駅「みたら室蘭」があります。

また、近くには日帰り温泉施設もありますので、ちょっと欲張りな「アクアリウム・ドライブ」が実現可能。さらに室蘭では、こんな楽しみ方もあります。下記の記事もあわせてどうぞ!

»『まるでSFの世界観、室蘭工場夜景が今アツい!レンタカーで注目スポットを巡回しよう』

今では貴重といえそうな〝車窓風の展示スタイル〟の水族館は、どこかノスタルジックな気分も味わえます。車窓風の展示スタイルとは、魚たちが泳ぐ水槽を、昔の列車の窓のようなガラスを通して観察するスタイル。新しい水族館のように〝全面ガラス(アクリル)張りの大水槽〟スタイルではありません。
「よし次!」「そして次は!?」などと見てまわるのがぴったり。「見る」のではなく「観察している気分」にひたって楽しむのがおすすめの水族館です。

<市立室蘭水族館>
●北海道室蘭市祝津町3丁目3-12
●電話番号:0143-27-1638
http://www.kujiran.net/aquarium/

【道北エリア】ホッケとイトウが一緒に泳ぐ!?寒流の水族館は〝美味しい〟かも!

旭川または稚内を拠点にすると、わりと訪れやすい水族館です。といっても旭川・稚内間は250km、クルマで約4時間ほどの距離があります。しっかりスケジューリングを行って、アクアリウム・ドライブを楽しみましょう!

◆ノシャップ寒流水族館

ノシャップ寒流水族館

Photo:PIXTA(ピクスタ)

ノシャップ寒流水族館は、稚内市にある水族館です。日本国内「最北の水族館」として知られています。ノシャップ寒流水族館へは稚内駅からクルマで10分。稚内市街にほど近いほうの岬、「ノシャップ岬」を目指してクルマを走らせましょう。

ノシャップ寒流水族館はその名の通り、北海道を取り囲む寒流の海の生き物を中心に展示しています。見どころは、水量90トンという大きな回遊水槽。水族館というよりグルメ方面の話題になってしまいそうですが、北海道の食卓に欠かせないホッケやソイといった〝美味な寒流系の魚〟が泳いでいる姿、一度は見ておきましょう!クリオネやホッカイエビにも会えます。

そしてなんと、この回遊水槽には「まぼろしの魚」と呼ばれるイトウも泳いでいます。道産子であっても、ホッケとイトウが一緒に泳いでいる姿を見られる機会は、そう多くありません。

<ノシャップ寒流水族館>
●北海道稚内市ノシャップ2丁目2番17号
●電話番号:0162-23-6278
http://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/suizokukan/

【道東エリア】「チョウザメ指パク体験」はおすすめ。ワイルド、ネイチャー北海道な水族館が充実

道東エリアのアクアリウム・ドライブは、網走・北見方面を中心としてプランニングするとちょうど良さそうです。ドライブ距離は伸びますが、層雲峡から出発するというアイデアも可能です。

◆北の大地の水族館(山の水族館)

北の大地の水族館(山の水族館)

北の大地の水族館は「山の水族館」と呼ばれることのほうが多いかもしれません。北見市にある「淡水魚専門」の水族館です。日本初という滝を下から見上げる「滝つぼ水槽」や、冬になると凍る「川の水槽」で一躍人気となりました。

層雲峡からはクルマで約60分、北見市内中心部からは約50分ほどで訪れることができます。女満別空港からの場合は、クルマで約80分の距離です。

「北の大地の水族館」の見どころは、やはり「滝つぼ水槽」でしょう。日本初とあって、下(滝つぼ側)から滝(水面)を見上げるというアングルはとても新鮮。ブルー系の光の演出がまた、不思議な感覚を呼び起こします。

それだけでなく、季節ごとのアイデアとユーモアあふれる「特別展示」にも、ぜひ注目してみましょう。そして、北の大地の水族館もまた、釣りガールの皆さまにとっては「堪えられない魅力を秘めた聖地」となり得ると思います。

<北の大地の水族館(山の水族館)>
●北海道北見市留辺蘂町松山1-4
●電話番号:0157-45-2223
http://onneyu-aq.com/

◆標津(しべつ)サーモン科学館

標津サーモン科学館

Photo:PIXTA(ピクスタ)

世界自然遺産「知床」を訪れた際にぜひ立ち寄っていただきたい水族館です。標津(しべつ)サーモン科学館へは、知床半島の羅臼側、「北海シマエビ」で有名な野付半島へと向かうルートを利用します。カーナビ利用の場合は「標津サーモンパーク」を目的地に設定しましょう。

知床半島・ウトロ側からの場合は、クルマで約90分。知床峠を越える・越えないにかかわらず、ほぼ同程度の距離・時間感覚です。網走、女満別空港から向かうには、国道334号、244号を利用して約120分、およそ2時間の距離です。

標津サーモン科学館の見どころは、日本一といわれる「サケ科魚類」の展示数。その数30種類です。「そんなにたくさんいるんだ!サケ科の魚」と驚くこと間違いありません。そして、魚たちへの「えさやり体験」にもぜひチャレンジを。そのあとは、ちょっとした度胸だめし!?「チョウザメ指パク体験」をぜひ。

»『チョウザメに指を食べられてみよう コーナー/「チョウザメ指パク体験」』YouTube動画

<標津サーモン科学館>
●北海道標津郡標津町北1条西6丁目1-1-1
●電話番号:0153-82-1141
http://www.shibetsutown.jp/salmon/

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