広大な大地、北海道の観光を思いっきり楽しみたいならやっぱりレンタカーが一番!
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3月27日まで!旭川発・冬のイベントと旭山動物園を遊びつくそう
1年間で最も海外観光客が集まる「雪まつり」も終わり、札幌は少しだけ落ち着いているここ最近です。今年は平年よりも降雪量が少ないですが、それでもパウダースノーがたくさん降り積もっています!
(出展:http://www.jma-net.go.jp/sapporo/tenki/kansoku/snow/snowmap/)
こちらは2016年2月23日時点の、昨年同日と比較した北海道内の「降雪量マップ」です。(札幌管区気象台公式HPより引用)
札幌近郊は例年に比べて雪が少なめのようですが、道北は例年に比べて雪の量が多めなのです。その分、キレイでふかふかの雪景色を楽しめそうですよ。
今日ご紹介するのは、北海道のちょうど中央に位置する「旭川〜層雲峡エリア」の冬イベントと旭山動物園1泊2日の旅です。
雪と氷の世界で遊び尽くすためには「防寒対策」も欠かせません!スノーウェアを準備して、ぜひ北海道へ。レンタカーで楽しむ旅へ、皆さまをお連れします!
モデルスケジュール
1日目〜上川町〜層雲峡温泉〜氷瀑まつり
層雲峡に向かう途中で立ち寄ることができる「アイスパビリオン」「大雪高原旭ヶ丘スノーラフティング」の後は、「層雲峡温泉氷瀑まつり」へ。夜は温泉で湯浴み。
2日目〜層雲峡温泉〜旭山動物園〜雪の美術館
層雲峡から直接旭山動物園へ向かい、ペンギンの行進やホッキョクグマ、エゾユキウサギを見た後は、雪の女王のアニメ映画みたい!?「雪の美術館」へ
1日目 上川町〜層雲峡温泉〜氷瀑まつり
冬道であることと、立ち寄りスポット滞在時間を考えると、1日目は朝10時頃に旭川市街地から出発しておきたいところです。前日に札幌滞在ならば、札幌を朝8時にでておくことをお勧めします。羽田〜旭川空港便で直接旭川入りされるなら、9時台までに到着する便があります。旭川空港から、最寄りのちょいのり旅のりレンタカー店舗まで無料送迎いたします。レンタカー乗車後は、早速出発と行きましょう!
旭川から車1時間ほどで、隣町の上川町へ到着します。まずは「雪と氷」でできた「そリュージュ」や「マイナス41℃体験」のできる「北海道アイスパビリオン」へ!
北海道アイスパビリオンは、寒さ体験を年中楽しめる施設としては世界初で最大級のスケールです。なかでも、アイスホールは通年マイナス20℃に保たれ、私たちが自然の法則にのっとって、25年の歳月をかけて制作した氷柱群は、氷壁600㎡、氷量1000tのスケールを誇ります。
360度、見渡す限りの氷の世界が広がっています。
また、マイナス41℃の極寒体験コーナーやダイアモンドダストなど様々な体験型パビリオンとしても魅力たっぷりの施設となっています。(アイスパビリオン公式WEBより引用)
(出典:層雲峡観光協会公式HP)
自然の中のダイヤモンドダストはこんなにも美しい姿をしています。はっきりとした雪の結晶が、光の中にいくつも現れ、キラキラと光輝く様はダイヤモンドという表現がまさにぴったり。いくつもの気象条件が重なった日の早朝に見られるもので、いつでも見られるわけではありません。
アイスパビリオンではこのほか、「マイナス41℃の極寒体験」もできます。北海道在住でも、これほど低い気温ほとんど体感することはありません。最近ではマイナス20℃も珍しいくらいです。強烈な寒さをここで体験した後は、外の気温が暖かく感じられるかも知れません。
館内を探検した後は、例年大人気のドームスライダーが進化した新登場「そリュージュ」を体験しに外に出てみましょう!
ドームスライダーは「高速そり滑り」ができるアクティビティ。有料ですが、「感動しない人は返金対応」という面白い仕組みになっています。スリリングな体験ができますよ!
さて、アイスパビリオンの見学が終わった後は、同じく上川町の「大雪高原旭ヶ丘スノーラフティング」へ。車で20分ほどで到着です(道路・気象状況によります)ここでは、スピード全開に駆け抜けるスノーラフティングを体験できます。スノーラフティングは、ラフティング用のゴムボートをスノーモービルで引っ張るしかけです。道北エリアならではのパウダースノーの上を最高時速40km/hで走る体験は、他ではなかなかできません。
層雲峡温泉へ
層雲峡温泉は、当別町からさらに車30分ほどのところにあります。高く切り立った岩が周りにある様子はまさに「雲の峡(はざま)」の様相を呈しています。まるで水墨画のよう・・・露天風呂からこの山を眺められる温泉宿もあります。宿泊先は土日は混みますので、事前のチェックと予約をお忘れなく。チェックイン後は、まずゆっくりと湯浴みするのがオススメです。
夕食後、ひと休みを終えたら、層雲峡温泉氷瀑まつりへ。氷瀑まつりは、敷地面積なんと1万㎡という広大な敷地が会場です。氷と光で手作りされたファンタジーな祭典は、2016年3月27日日曜日まで開催しています。
ここで、お酒好きの皆様に朗報です。会場までは無料送迎シャトルバスで約5分ほどで行き来できますので、「飲酒後」のおまつり参加も全く問題ありません。ただし防寒対策はしっかりとされることをオススメいたします。
(出典:層雲峡観光協会公式HP)
今年で第41回を数えるまつりのメインテーマは、「Asian Dream」。高さ13メートルの氷の造形物、全長120mもある氷のトンネルや、滑り台、東南アジアの有名リゾートホテルを模した像はまさに圧巻!(写真は過去開催時の様子です)七色の光と、氷と雪が織りなす世界。様々な角度から、カメラにおさめたくなりますね。
こちらは毎年恒例の「氷瀑神社」。中に、氷でできた御神体があります。神社に入ると、コインがたくさん貼り付けられていることに驚くはずです。本殿内部にコインを貼りつけることができると、「金運アップ」すると言われていますので、チャレンジしてみてください。
(出典:層雲峡観光協会公式HP)
イベント開催中は花火も上がります。光と氷のテーマパークに打ち上げられる花火は、極寒であることを忘れさせてくれそうなほどの盛り上がりです。(気象状況などで打ち上げがない日もあります)
このほか、話題に事欠かない仕掛けがぎっしり。氷でできた女王様風ドレスを着て記念撮影できたり(有料)、「北の氷酒場」(土日19時〜21時のみ営業)では旭川の老舗「高砂酒造」の限定酒や、暖かい酒粕ココアも販売。寒さを癒してくれる飲み物が嬉しいですね。ぜひ利用してみてください。
まつりは夜22時までです。たっぷり楽しんだ後は、層雲峡温泉のお湯に浸かり、明日に備えて早めに眠りましょう。
2日目〜冬の旭山動物園
2日目は9時台に層雲峡出発がオススメです。レンタカーに乗り、旭山動物園へ向かって移動を開始します。到着までの所要時間はおよそ1時間20分〜30分程度。冬も元気いっぱいな動物たちに会えます!
ホッキョクグマは冬も楽しく水の中を泳いでいますよ。
写真は夏のものですが、シロフクロウは必見です。雪の上にいると、一瞬どこにいるかわからなくなりそう・・・それは冗談として、まるで雪に命が吹き込まれたように、まっ白くふわっととした毛並みが特徴。なんとも可愛らしいのです。
(出典:旭山動物園HP)
冬の旭山動物園の代名詞といえばこちら。ペンギンたちです!ペンギンの散歩は、ペンギンたちの冬の運動不足解消の目的で実施されているものです。ペンギン本来の習性や生態を来園者に見てもらうため、今から10年ほど前から始まった取り組みです。3月以降は、午前11時から、1日1回散歩タイムがあります。お見逃しなく。
昼食タイム
ペンギンの散歩見学がひと段落した後は、旭山動物園内のレストランでランチと行きましょう。園内には、常時6店舗ほどお土産や食べ物を扱うお店があります。
・旭山動物園 東門もぐもぐテラス(スープカレー・ハンバーグなど)
・旭山動物園くらぶ 東門shop(ジャガバター・ジンギスカン・旭川名物洋「ジュンドッグ」など軽食)
・あざらし館ファーストフードZOO SHOP(そば、うどん、ラーメン、カレー・おにぎりなど)
・旭山動物園くらぶ 正門shop(スープカレー・プリン・カレーうどんなど)
この他パン屋、ソフトクリームのお店も。お昼時は混雑しますので早めが吉です。
雪の美術館へ
動物園を楽しんだ後は、中世ヨーロッパを思わせるお城のような美術館で鑑賞はいかがでしょうか?雪の美術館は、旭川市に建つ「伝統美術工芸村」の中にある美術館です。コンセプトは、「日本で一番美しい雪のファンタジー」女の子や、大人の女性もきっと思わずウキウキしてしまいます。
雪の女王をテーマにしたアニメ映画が人気を呼びましたが、その後こちらの美術館が道内旅行客からも人気を集めるスポットとなっています。館内入り口から中へ進むと、地下に続く螺旋階段が現れます。
螺旋階段は62段もあり、降りるに従って気温が低くなっていく仕組みになっています。
こちらは内部にある「スノークリスタルミュージアム」の雪の結晶を投影したステンドグラスです。北海道大学低温科学研究所の小林禎作教授(1925~1987)の研究資料をもとに構成されている館内。とことん深く掘り下げられた雪にまつわる知識や、雪の雰囲気にピッタリな建物の造形美にため息をついてしまいそうです。
ここは本当に日本?と驚いてしまうような厳かな雰囲気の館内。たっぷり遊んだ後、美術館で雪を見つめる、神秘的な時間を味わってみてはいかがでしょうか。ここでは挙式もできます。ひと味違う挙式場を探している方にピッタリかもしれません。
1泊2日、たっぷりとこの時期ならではの道北の楽しみ方をご紹介しました。このモデルスケジュールを実行していただければ、どなたよりも冬の旭川・層雲峡での雪あそびを楽しみ尽くせるはずです。