北海道らしい美しい景色、美味しい食べ物、温泉など、魅力的なスポットがいっぱいの十勝エリア。2011年に道東自動車道で道央エリアと十勝エリアが結ばれ、以前よりもずっとアクセスしやすくなっていますよ。今回は、新千歳空港からレンタカーで十勝エリアに行くドライブルートと、オススメの寄り道スポットをご紹介します。

新千歳空港から十勝の中心都市・帯広までは、道東自動車道経由で約160km。直行で2時間10分程度です。1泊以上の予定を立てれば、多くのスポットを回れそうですし、早起きすれば日帰りもできなくない距離です。

■推奨ルート＆おすすめ寄り道スポットはこちら

[START]新千歳空港（レンタカー店舗）
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馬たちと触れあって楽しめる！「ノーザンホースパーク」
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追分町IC（道東自動車道入口）
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時間を節約しつつ寄り道するなら、由仁PA、占冠PAへ
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夏は巨大プールで発散しよう！星野リゾート「ミナミナビーチ」
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十勝エリアの入口で心身のリフレッシュ。「十勝千年の森」
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[GOAL]音更帯広IC（道東自動車道出口）

※便宜上、寄り道スポットをルート順に並べていますが、全てを1日で訪れるのは時間的に無理があります。一部のスポットは帰路に立ち寄ることも考えてプランニングして下さいね。

■地図にするとこんな感じです↓

拡大・縮小しながらご覧になり、参考にしていただけたらと思います。

新千歳空港からは、レンタカー各社の送迎バスが利用できるので便利です。低価格で年式の新しい車が利用できる、ちょいのりレンタカーの千歳空港店へも、無料送迎バスでたったの5分です。

今回は、S1クラスの小型車（写真はホンダ フィット）を借りて、十勝へのちょいのりドライブに出かけてみましょう！

馬たちと触れあって楽しめる！「ノーザンホースパーク」

新千歳空港から約13kmと、あっという間に到着するスポット。いきなり寄り道してもいいものでしょうか…？ 実はここ、地元・北海道の人も「良いところだよ」とおすすめする、誰もが楽しめるスポットなのです。

15万坪もの広大な敷地のなか、いろいろな種類の馬たちやなつかしい競走馬と出会い、触れ合える自然公園で、気軽に馬に乗ったり、かわいいポニーと遊んだり、競走馬による迫力のライディングショーを間近で観たりできます。

また、園内には四季折々の草花が楽しめるガーデンやレストランもあるので、家族でもカップルでも、友達同士でも、思い思いに楽しめるはずです。
ちょっと寄り道するつもりが、楽しみ過ぎて時間をかなり使ってしまうかも知れませんね。

■ノーザンホースパーク
http://www.northern-horsepark.co.jp/

時間を節約しつつ寄り道するなら、由仁PA、占冠PAへ

ノーザンホースパークから約24kmの追分町ICから道東自動車道に入ったら、快適なドライブの始まりです。
ただ、道東自動車道の大部分は写真のように、片側1車線の対面通行になっている区間がほとんどです。また、日高山脈に差し掛かるとトンネルや長い坂道が多くなりますので、よそ見やスピードの出しすぎに気をつけて運転しましょう。

途中、追い越し車線が加わり2車線となる区間が何カ所かあり、ここで追い越しが可能です。区間の最後は合流になりますので、ここでもスピードに注意しましょうね。

さて、寄り道はしたいけれど、あまり時間はかけたくないのであれば、やはり高速道路のパーキングエリア（PA）がおすすめ。道東自動車道のPAは本州の大規模なPAに比べるとサイズは小さめですが、景色を見ながらほっこりと休める場所なのです。

追分町ICから約36km、最初の休憩スポットが由仁（ゆに）PA。
こちらは、トイレのほかに小さな野菜直売所と売店、ドッグラン、ガソリンスタンドを併設しています。愛犬が長時間のドライブに疲れているようなら、ここで遊ばせてあげても良いですね。

その由仁PAから約55kmの占冠PAでは、売店が3つと、この高速道路で道東方面最後のガソリンスタンドがあります。

高速道路のPAのお楽しみといえば、地元産の食べ物や軽食でしょう。筆者も、我慢しきれずに買ってしまいました。

地元の牧場のミルクで作った、ソフトクリーム。天気のいい日にこういうところで食べると、テンションが上がりますね。

以上2つのPAには、ちょっとした散歩のできるガーデンがあって、その向こうに広大な自然を眺めながら気分転換ができるのがいいですね。

夏は巨大プールで発散しよう！星野リゾート「ミナミナビーチ」

占冠PAから約23kmほど走るとトマムICにさしかかりますが、その手前から個性的なデザインのツインタワーが見えてきます。有名な「星野リゾート トマム」ですね。
もし、あなたが夏のシーズンに道東ドライブをするなら、この星野リゾート トマムにある幅30m×長さ80mの巨大なリゾートプール「ミナミナビーチ」に立ち寄ってはいかが？

宿泊客はもちろん、日帰り利用もできるのです。
ガラス張りの館内は常に30度以上の常夏で、人口波が押し寄せる美しいプールはリゾート気分を十分に味わえます。

■ミナミナビーチ（星野リゾート トマム）
http://www.snowtomamu.jp/summer/minamina/

十勝エリアの入口で心身のリフレッシュ。「十勝千年の森」

さて、十勝エリアの中心部へは先の音更帯広ICで一般道に出るのが便利なのですが、十勝エリアの入り口でちょっと寄り道するなら、トマムICから約23kmの十勝清水ICで高速を出て、「十勝千年の森」に行ってみましょう。

日高山脈の山々を遠景に、心地よいうねりを感じられる芝生が広がるアースガーデン、草花の生命力を生かしてデザインされ、森の楽しみ方を発見できるフォレストガーデン、十勝の自然にインスピレーションを受けてデザインされた北海道ガーデンなど、まざまなコンセプトのエリアをゆっくりと楽しめます。

十勝千年の森の地下には、水や空気を浄化・中和し、匂いを吸着する「麦飯石( ばくはんせき)」が多く眠っていて、科学的な分析はできていないそうですが、澄んだ空気や水を通じた癒やし効果につながっているのではと言われています。

川のせせらぎや鳥の声に耳を澄ませ、深呼吸をしながら散歩すれば、きっと心身のストレスを解放できることでしょう。旅行出発前日までの疲れを引きずっている方、長時間ドライブの疲労を和らげたい方におすすめのリフレッシュスポットです。

■十勝千年の森
http://www.tmf.jp/index.php

音更帯広ICから、楽しさいっぱいの十勝エリアへ！

十勝清水ICから約31km、音更（おとふけ）帯広ICから一般道に出たら、帯広の市街地までは20分もあれば着くでしょう。

お腹が減っているなら、名物の豚丼を食べるもよし、夜になっていたらレンタカーをホテルに停めて、個性的な飲食店が集まる「北の屋台」に繰り出すもよし。長時間の運転で疲れていたら、日帰り入浴もできる十勝川温泉もおすすめ（音更帯広ICから約20分です）。食べ物も、遊びも、癒やしも魅力満載の十勝エリアの観光を大いに楽しみましょう！

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