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函館朝市の500円丼と恵山のつつじに超感動!レンタカーで函館旅Vol.02
- 2016年7月29日
こんにちは! 前回ドタバタ4人旅をお送り致しましたモモです。せっかくなので後編もご紹介したいと思います。飽きさせないよう頑張りますので、どうぞお付き合いくださいね。後編は宿泊した函館山ゲストハウスのレトロな魅力に、函館朝市、つつじ祭り開催中だった恵山の絶景、そして帰り道でいただいたやきとり弁当のことなんかを、書いてっちゃいますよ! どん!
前回記事はこちら→→→レンタカーで函館に行ってみた!五稜郭とイカ刺しに大興奮の女子旅レポ【前編】
目次
1. すばらしき、函館山ゲストハウスと谷地頭温泉ときどき牛乳
2. 函館といえば? そう朝市の海鮮丼でしょ!
3. つつじに会いに恵山へ! 道中の景色も最高の眺め
4. ありがとう函館! やきとり弁当とおうちに帰ろう
5. 一泊二日レンタカー旅のまとめ
すばらしき、函館山ゲストハウスと谷地頭温泉ときどき牛乳
「ああっ、大沼だんご食べてない!」
大沼だんごで始まる早朝。モコの悲鳴が響き渡ります。昨日一日中、大沼だんごのことばかりを口にしていたのに、夜にさぁ食べようと広げるなり寝落ちしてしまったモコ。少しは胃に入っていましたが、それでもほとんど食べることなく夢の世界へ旅立って行きました。なんとも切ない話ですね。そう、人生は世知辛いのです。
「がびーん」
絶景を眺望! 函館山ゲストハウス
さて、気を取り直して。
一日目の記事でも紹介しましたが、宿泊した宿が本当ーーーーに素敵だったんです!
と、その前に……もちろん、メンバーの変更はありません。この4人で本日もお送り致します!
ちょっと前日の話も入るのですが、到着した時から我々4人大興奮!
なんといっても、室内のレトロ感がハンパない!!
まずは玄関を入ってすぐ、一階のロビー。和風アンティークがいっぱいに詰まった、どこか懐かしさを感じる雰囲気に迎えられます。
窓際に置かれたソファーと作り付けのカウンター。ゆったりとした空気の中で、いつまでもこうしていたいなぁ。という気にさせられます。日常に戻ることをちょっとだけためらってしまう、とても不思議で暖かい魅力に満ち溢れた空間です。
また、玄関を挟んでロビーと反対側に位置するのが、フリーキッチン兼食事スペース。元料亭を改装したというだけあって、広いスペースで充分に料理ができます。長期滞在には大助かりですね!
函館山ゲストハウスは、市電の終点、谷地頭電停から立待岬に向かって徒歩10分。車なら一瞬。まっすぐに伸びる坂道を登った先にあります。
ゲストハウスの目の前に無料の駐車場があるので、移動もラクラクです。小高い丘の上がら見降ろす函館の街は絶景! の一言。いい表現を探してはみたのですが、本物の前に太刀打ちできる言葉なんて、そうはありませんでした。
というわけで・・・
見よ!!!
お部屋の窓を空けると眼下に海! 海岸線沿いに広がる街並みは情緒たっぷりです。
函館自慢の夜景もベストポジションで鑑賞。
次いで朝焼けが、出た・・・!! なんとたまたま起きたダーツカが撮影していました。さすが撮影担当!
私たちが起きだした頃には朝靄に包まれ、まるで雲海の上にいるようでした。
本当に本当に素敵なお宿でした。私たち4人をお迎えくださった宿のお姉さんも、とっても可愛らしくて優しくて、写真を撮らせてくださいってお願いしてみたのですが、恥ずかしそうだったのでやめました。可愛すぎです。
函館山ゲストハウスは4月〜10月までの営業期間で、冬季はお休みだそう。雪が降る前にぜひぜひ泊まりに行ってみてください。電停からも歩いてスグですが、車があるともーーっとラクラク。超! オススメです。
函館山ゲストハウス
http://hakog.cloud-line.com/
住所:函館市住吉町17-5
電話番号:080-4503-9044
ここは行っとけ! 穴場・谷地頭温泉
函館山ゲストハウスのお姉さんにもオススメされていたのが、次の目的地である「谷地頭温泉」!
谷地頭温泉の改行は1953(昭和28)年、もとは市営だったそうですが2013(平成25)年に民営化されています。名残が建物にも残っていますねー!
中の様子などは、さすがに撮影が難しいので「函館市公式観光情報サイトはこぶら」さんでチェックしてみてください。
谷地頭温泉 – 温泉| 函館市公式観光情報サイトはこぶら
http://www.hakobura.jp/db/db-onsen/2010/07/.html
星型の露天風呂があって、とっても気持ち良いですよ!
谷地頭温泉では、シャンプーや石鹸などのアメニティとタオルが入った手ぶらセットが500円くらいで売っているので、温泉に入る用意がない! という方も安心。そして、先に紹介した函館山ゲストハウスさんでも、おふろセットを一式貸してくれるので(タオルは別です)、お泊まりの際にはぜひ聞いてみてくださいね。
そして何と言っても、お風呂あがりといえば……ビン牛乳! ではありませんか? あれ、そんなことない? 昭和生まれはビン牛乳ですよ!笑
まぁ…ビン牛乳買ったのはモコとダーツカだけでしたけどね。コーヒー牛乳です。ロックと私は水を買いました。風呂あがりに水を飲む。家と変わりません(家ではビールかもしれない)。そんな旅気分を満喫する二人ですが……
「んんんんんん・・・!!」
「え…(やだ叫んだこの人たち)?」
「ンンッンマーーーーーー」
「おいしいですね、コレ」
「いやホントおいしい! 飲んでみなさいよ、アナタたちっっ!!!」
「(ドン引き)」
とまぁ、引きながらもモコのあまりの剣幕に負けて、一口ずついただきましたよ。そりゃあね、お風呂あがりの牛乳っておいしいんですよ。身体に染み渡るというか。ましてやコーヒー牛乳ですよ。まずい理由がないじゃないですか。それにしたってね、生まれて初めて飲むわけじゃあるまいし、ちょっと演出過剰だぞ、と……
「ああ、うん…ンマーーーーーー」
嘘みたいな本当の話。実際リアルに叫び出したほど美味でございます。
その牛乳が、ハイこれドーン!
山川牧場のコーヒーミルク。牛乳じゃなくミルクってところが、なんとなくイカしてます。今まで飲んだ牛乳とは一線を画す味わい。ガチで。
正直なところ、大人になってからは牛乳を飲む習慣はなかったんですね。私の場合。給食の牛乳と白ごはんのセッションに打ちのめされた経緯もありまして。そんな筆者が心の底から「うまい!」と思った牛乳は、誇張でもなんでもなくこれが初めてです。なんであの時、一本買わなかったんだろう。今でも後悔の嵐です。
道南で初めて商品化したジャージー牛乳と健康なホルスタイン種から新鮮な生乳をブレンドして牛乳作りを行う、大沼国定公園にある山川牧場さん。栄養豊富で安全な、そして何より本当においしい牛乳を目指しているという言葉どおり、感動モノのおいしさを楽しめますよ。
山川牧場さんの公式サイトはこちら
http://yamakawabokujyo.com/
谷地頭温泉
http://www.hakobura.jp/db/db-onsen/2010/07/.html
住所:函館市谷地頭町20-7
電話番号:0138-22-8371
まさか私たちも温泉に来て牛乳に大興奮するとは思いませんでしたが、とっても嬉しい驚きでした。帰りに牧場にも寄りたかったのですが、残念ながらタイムリミット。次回の楽しみに取っておくことにします。
函館を訪れた際には、谷地頭温泉と山川牧場の牛乳、要チェックですよ!
函館といえば? そう朝市の海鮮丼でしょ!
ここまでお読みいただければおわかりでしょう。朝から果てしなくかしましくやってまいりました、朝市! そう、まだ朝なんです。この時点で9時30分くらい。年甲斐もなく、いかに早朝からはしゃぎ倒しているか…。そんなアラサーちゃん4人組でさえ開放的な気分にしてくれるのも、函館という土地のなせる業かもしれませんね! よし、無理やりだけどまとまったぞ!
函館朝市は、戦後の闇市を起源とする、日本で最も古い部類の市場です。今では魚介類をはじめ、野菜や青果、乾物から駄菓子、そして衣料品まで、400軒以上もの店舗が軒を連ねています。実際に足を運んでみて一番目に留まったのは、やはり店先で働く人々の威勢の良さ! 活気ある明るい呼び込みには、ついつい耳を傾けてしまいます。何度フラフラと引き寄せられたことか…(笑)。しかし、私たちには目指す場所がありました。三度登場、函館山ゲストハウスのお姉さんからオススメ店舗を聞いていたのです。ということで、さっそくレッツゴーですよ!
恵比寿屋食堂
http://www.ebisuyashokudo.com/
どんぶり横丁市場にある、昭和二十三年創業という老舗。まさに戦後間もない時代にお店を始められてるのですね。北海道産にこだわった旬の食材を海鮮丼や定食でいただけるとあって、数ある函館朝市の店舗の中でも大人気のお店だそうです。
ハイ、そしてお待ちかね。海鮮丼の登場です。
ヤッターーーーーーーーーーー
いくら! いくらが宝石のよう…!!
こちらは五色丼 1,500円。甘エビ・ウニ・イクラ・カニ・ホタテが入ってこのお値段は、正直あり得ません。安すぎる! そしてめっちゃくちゃ、ネタが新鮮なんです。極めつけに、ちゃんと大きな丼で来る! 安いからって量が少ないなんてことはありません。しっかりとお腹いっぱいになるサイズでやってきますよ。
ちなみに、道産子なのにウニを食べたことのないダーツカ…。
「あれ…おいしい」
そりゃ、そうだろう。
「イカ刺しいっちゃいます?」
「いっちゃいましょう!」
調子が出てきた模様。てなわけで、昨夜に引き続き
イカ刺し キターーーーーーーーーー
と、透明感すごい。函館はどこに行っても最高のクオリティでイカ刺しが出てくるんですね。感動を超えた感動。昨夜のコリコリつるんな食感が蘇るようです。
二番館
函館朝市にはまだまだ大人気店がたくさん。中でも驚きの500円丼を出すお店があるんです!
それは、イカ釣り体験で有名な、えきに市場2階にある海鮮丼のお店。
えきに市場 二番館
http://www.asaichi.ne.jp/ekini/shop/nibankan.htm
いやほんと、見て驚くなかれよ。
もう一度いいます。これ、これで…500円!!!!!!
色とりどりの海産物が詰め込まれた五目丼は、鮮度も味も文句のつけようナシ! ちょっと小振りな器ですが、だがそれがちょうどいい!
「ええええええ、ぅンマァァァァァアア」
「いいのか、コレ500円でいいんですか」
良いそうです。
大興奮で、コチラでもイカ刺しを注文。なんとイカ刺し600円!!
つまり二人で来た場合、500円の海鮮丼とイカ刺しを頼んだとしても、お一人様800円。嘘でしょ!? いいえ、本当です。ここなら毎日でも来たい!
丼ぶりは500円だけではなく、色々な種類が用意されているので、ぜひ実際に足を運んでみてくださいね。
函館朝市
http://www.hakodate-asaichi.com/
住所:函館市若松町9−19
電話番号:0138-22-7981
つつじに会いに恵山へ! 道中の景色も最高の眺め
はてさて、ようやく朝ごはんを終えた一行。本日のメイン目的地である恵山へと車を進めます! 今日も軽快に走るちょいのり旅のりレンタカーのNOTEくん。また一日よろしくね。
「・・・・・・」
ハイ、というわけで。5月半ばから末にかけて、恵山のつつじが見頃を迎えます。今年はもちろん終わってしまいましたが、行ってきた結果をレポートしますので、ぜひ来年以降の参考にしてくださいませ。
最終週の日曜日には、ゲストを招いてイベントも開催されますよ。
恵山までは函館市内から車で1時間20分ほど。意外とかかりますが、道中の街並みが本当に美しいので、ドライブルートとしてもおすすめのエリアです。
まぁ、何というか実際ね、ちょっと舐めてたんですよ。つつじってあの濃いピンクの花でしょ?くらいには舐めてましたね。結局、日本の花は桜でしょう、とガッチガチの桜派で臨んだわけです。恵山に。
どうも、スミマセンでしたぁぁぁぁぁああ
ジャンピング土下座する勢いで、圧倒されました。たしかにピンクの花には違いないのですが、山々に一面、咲き乱れるさまは圧巻の一言。コレでも満開ではなく、一週間ほど後が最盛期のようです。
しかし、充分すぎる美しさ。花弁が可憐なんですよね。儚さと力強さを秘めた装いが、空の青さと周りの緑を引き立てています。
ご多分に漏れず、花の中の私たち(アラサー)も撮影済み。花は女性を美しく見せる……でしょうか!?
言葉では表し尽くせるものではありませんが、つつじが咲き誇る公園内はまるでジブリの世界に迷い込んだよう。トトロに出会えそうなトンネルも発見!
大自然の中で癒される経験というのは、何度しても格別なもの。心身ともにゆったりとした気持ちになれること間違いなし! 恵山は紅葉もとてもすばらしいという話を聞きました。函館にお越しの際には、ぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか!
恵山つつじ公園
http://www.hakobura.jp/db/db-fun/2011/04/post.html
住所:函館市柏野
電話番号:0138-85-2336
ありがとう函館! やきとり弁当とおうちに帰ろう
そんなこんなで、一泊二日の函館旅もついに終了!
ギリギリまで遊び回っていたので、余裕を持ってレンタカーを返すためにも夜ごはんはどこかで買い込んでスタートすることに。
「函館といえば……」
「やきとり弁当でしょう!」
やきとり弁当というのは、ハセガワストア(通称:ハセスト)が販売している大人気ご当地グルメ。一見フツウのコンビニなのですが、実は店内で調理したお弁当が盛りだくさん。もちろん、やきとりもその場で焼いているんです!!!
「有名なの? やきとり弁当って。焼き鳥丼みたいな?」
「有名だしめっちゃおいしいよ。まぁ、やきとりって言っても豚肉だけどね」
「え? 焼き鳥なのに豚肉……!!!?」
モコが驚くのも無理はないですよね。やきとりという名を冠しているのに、使われているのは豚肉。実は函館を含む道南地方では、やきとりというとほとんどの場合、豚肉が出てきます。北海道で有名な室蘭やきとりも、豚精肉と玉ねぎが串に刺されているんですよ。豚を使いますが、「やきとん」ではなくあくまで「やきとり」。これは北海道の土地の歴史や文化が絡んでいるのですが、長くなりそうなのでハセストさんのWebサイトをリンクしておきますね(笑)。
やきとり弁当誕生秘話~こうしてやき弁は生まれた|ハセガワストア
http://www.hasesuto.co.jp/yakiben-banasi.html
さぁ、さっそく注文しましょう。人気は定番の「たれ」ですが、私モモは塩味が大好き。ハセストはもちろん、焼き鳥はオール塩でいいくらいの塩マニア。ダーツカとロックはたれ、モコは塩ダレを注文しました。
待つこと数分・・・チッチッチッチ、チーン
イラッシャイマセーーー
こんがりと焼かれた豚肉の下に敷かれた海苔には切れ目が入っていて、とっても食べやすい。あつあつをいただけるのが本当に嬉しいです。いやぁもう、どうして札幌にないのでしょう。週一で食べたくなるんだけどなぁ。週一で函館行くしかないですね。
ハセガワストアではお惣菜やインスタント味噌汁も、もちろん販売しているので、みんなでたくさん買い込むのも楽しいですね!
さて、各々やきとり弁当を買い込んで
「家族のお土産に5個買います!」
ちなみにダーツカ、翌日の会社のお昼もやきとり弁当でした。その手があったか!
「さて、じゃあ札幌までレッツゴーですよー!」
運転手のロックは疲れているでしょうに、札幌までずっと運転をしてくれます。申し訳なさでいっぱいの3人! ロックが飽きないよう、賑やかすことしかできません。ここは賑やかしの出番だモコちゃん!
「(大沼だんご担当って言ったじゃん…)」
そんなこんなで道の駅なんかにも立ち寄りながら、夕陽を眺めて帰途についた四人。
あっという間の2日間ドタバタ旅は幕を閉じたのでした。
一泊二日レンタカー旅のまとめ
レンタカーで一泊二日というのは初めての経験でしたが、12時間レンタルとは違って返すまでの時間に余裕があり、ゆったりとした気分で旅を楽しむことができました。車が新車なので、とにかくキレイ! iPhoneやiPodも繋げるので、長旅の音楽も苦労しません。もちろん、CDやラジオも聞けますよ。そして、カーナビが装備されているので知らない土地でも安心感がスゴイ。私は方向音痴なので、ナビがついていないと不安に苛まれます。運転するわけでもないのに。
ほとんど土地勘のないまま走り出した四人旅でしたが、不測の事態に見回れることなく快適な道中が送れたのはレンタカーのおかげだなっと改めて思います。
夏を迎えた函館は海産物も旬の時期。花火大会などのイベントも盛りだくさんなので、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。
最後まで読んでくれてありがとうございます! またどこかでお会いしましょう!