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まるでSFの世界観、室蘭工場夜景が今アツい!レンタカーで注目スポットを巡回しよう

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函館山や札幌の藻岩山など、北海道には以前から人気の夜景スポットがいくつかあるのですが、近年、見どころの多い室蘭の夜景が注目を集めています。そして、複数の夜景スポットを巡るのに、レンタカーはとても便利。今回は、レンタカーを使った室蘭夜景めぐりガイドをお届けします。

■室蘭夜景は、見応えのあるスポットがたくさん

北海道有数の工業都市でもある室蘭は、港の周辺に鉄鋼業、造船業、製油所などの大規模工場をはじめ、中小の工場が林立。夜になると、工場の安全管理のために明るい照明が点灯されるので、まるでSF世界のような独特の夜景が広がります。

また、室蘭の街は、海に向かって逆L字型の半島がせり出したような形をしていて、古くから天然の良港として栄えました。その周りを、緩やかな高台が囲む地形のため、見る場所によってさまざまな景色が楽しめるのが特徴で、独特かつバリエーション豊かな室蘭の夜景は、年々人気が上昇しています。

代表的なスポットを3つご紹介しましょう。

・祝津公園展望台
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室蘭のランドマーク、白鳥大橋を眺めることのできる、定番の夜景スポット。展望台も駐車場も広く、比較的アクセスしやすいスポットです。
手前の祝津ランプから、らせんを描いて立ち上がる美しいフォルムを堪能できます。白鳥大橋の左側でひときわ明るく輝いているのは、JX日鉱日石エネルギーの工場群で、もうひとつのアクセントになっています。

・白鳥湾展望台
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JX日鉱日石エネルギーの工場が間近に見え、明るい保安灯に照らされた独特の工場風景を楽しめるスポットです。工場の向こう側にライトアップされた白鳥大橋が見えるので、とても絵になる写真が取れそうですね。
(写真は同展望台の付近で撮影されたものです)

・測量山展望台
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先ほどの白鳥大橋からは少し離れますが、標高約200mの山頂から、室蘭港の夜景を広く見渡せるスポットです。条件が良ければ、遠くの登別市や伊達市、函館市の街明かりまで見られるそうです。
市街地から少し離れた場所でも、また別の味わいのある夜景が楽しめるという点が、室蘭夜景の魅力といえるでしょう。

他にもまだまだ、たくさんの夜景スポットがあります。
高台から見下ろすスポットだけでなく、入江臨海公園のように、低いところから測量山の鉄塔ライトアップを「見上げる」スポットも見応えがありますし、半島南側の地球岬から眺める、秋のイカ漁船のいさり火と灯台の光も情緒豊かです。

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写真を見て、室蘭の夜景に興味を持った方には、「むろらん夜景」特設サイトで公開されている、夜景スポットのガイドブック(リンク先ページの一番下)をおすすめします。PDF形式でダウンロード可能で、21ページもの大容量。これをプリントアウトするか、スマートフォンかタブレットにダウンロードしておくと、実際の訪問時に役立つはずです。

■日没直前のトワイライトタイムを狙おう

続いて、室蘭夜景を楽しむ実践的なコツをご紹介します。

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潮見公園展望台からの眺め

夜景を楽しむなら、夕焼けの空が刻々と色を変えていく、トワイライトタイムを狙って見に行くのがおすすめ。写真を撮るのが好きな方なら、夕焼けの空と街の明かりの両方をとらえることのできるこの時間帯は外せないでしょう。

狙い通りの時間に夜景スポットに着くためには、まず当日の「日の入り」の時間をチェックし、その時間にあわせてアクセスしましょう。

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国立天文台のWebサイトで、日本各地の日の出・日の入りの時間を確認できます。北海道は「札幌」「根室」の2カ所しかデータがありませんが、札幌を参考にすると良いでしょう。

例えば、2016年3月31日の、札幌での日の入りは18:00。そのちょっと前に余裕をもってスポットに到着するようにスケジュールを組めば良いわけです。

しかし、レンタカーを借りる場所によって、アクセスにかかる時間も変わってきます。そこで、以前の記事でご紹介した、「北の道ナビ」を使って、都市間移動の目安時間を出しておきましょう。
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例えば、札幌からレンタカーで室蘭に向かう場合、おおよそ1時間50分。「渋滞やコンビニ休憩などの時間を勘案して、2時間15分くらい見ておけば
大丈夫かな…?」と、おおまかな予測を立てることができるわけです。

■冬場でなくても、防寒着は必ずご用意を

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夜景巡りは夜の時間帯になります。北海道は冬場でなくても、春や秋などは夜の冷え込みが本州以上に厳しい場合があります。特に、高台にある展望台は風が強い時も少なくありません。昼間は暑いと感じる時期であっても、長袖の防寒着は用意しておきましょう。

■夜景を見終わったら「道の駅」へ。冬以外は21時まで営業!

夜景めぐりを楽しんだあとは、ぜひ地元のグルメや温泉を楽しんでいただければと思いますが、その日のうちに札幌などへ移動しなければならない…といった場合は、せめて道の駅に寄ってみてはいかが?

白鳥大橋近くにある「道の駅 みたら室蘭」は、4~10月の間は21時まで営業。夜景を見た後でも買い物や食事ができます。夜景巡りで冷えた身体をあたためて、十分に休憩を取ってからお帰り下さい!

※今回の記事でご紹介した室蘭夜景の写真は、室蘭市Webサイトのフォトギャラリーで公開されている写真を掲載させていただきました。

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